2004年1月19日より1月21日の間、愛媛県知事加戸守行氏を団長として、愛媛県日韓友好促進議員連盟をはじめ民間交流団とともに訪韓してまいりました。
今回は、松山〜ソウル路線の存続要請が、主な目的でしたが、お互いの国の文化交流、人的交流の深さを改めて感じました。
現在、愛媛県と韓国との主な交流は、松山大学と建国大学、愛媛大学と南ソウル大学が姉妹友好提携を行っております。また、松山市が平澤市と友好提携を検討中です。

新居浜工業高校では「空飛ぶ車椅子」事業として、中古の車椅子を新品同様に修繕して韓国の福祉団体に寄贈しております。 民間交流では、今回同行した「愛媛地球市民の会」は、平成2年より韓国青年の受け入れを行っております。昨年は、新居浜市で児童絵画展の開催を行いました。西条市の民間団体が、大正琴を通した日本文化の促進を図っております。
又、輸出入の面では、愛媛と韓国は、290億円相当でほぼ同額であり、韓国への進出企業は、ハリソン東芝、三浦工業、岸製作所、ユニチャームなどであり、非常に活発です。
このような事業を通し、両国間のより一層の交流が図られるためにも航路の存続が重要であることから、知事はじめ訪問団が、アシアナ航空本社に朴賛法社長を訪問して存続の依頼を行いました。
韓国仁川空港の印象は、「広い」の一言です。これからハブ空港として2020年を目標に滑走路四本の整備が行われるとのことです。
水原市にある京畿道議会を視察、韓国の総人口は4700万人に対し京畿道は1000万人であり議員数は、94人の地域区議員と、比例の10人で構成され、総数は104人です。
任期は4年、「道民の民意を尊ぶ議政」を実践するため、民意の反映と、監視機能の強化を図るべく日々活動しています、とのことでした。 お互いの議員同士の意見交換を行い、理事者と議員のあり方、又議員提案で、保育園の充実を図っていることの報告があり、大変有意義な意見交換会でした。

  2日目は、韓国の現状を学ぶため、板門店に参りました。
まず、ソウルから1.5時間バスにて、都羅駅に参りました。ここは韓国最北端に駅であり、南北分断から50年、平和が戻りこの駅が1日も早く再開されることを願います。加戸知事とともに、平和な日が来ることを願い写真を撮りました。
  次に第三トンネルの見学を行いました。これは1970年代に北朝鮮から軍事用に掘られたトンネルの一つです。
地下60メートルのところに北朝鮮から韓国を攻めるために掘られた横穴との事です。トンネルは、花崗岩で非常に硬い地質です。支保工なしで、ダイナマイトを使い掘り進んだとのことです。


(JSA)共同警備区域は停戦ラインより南北にそれぞれ2キロメートルづつ設けられており韓国側は、国連軍の指揮下にあります。いまだ、極寒の地で、38度線を挟み、緊張状態が続いていることを実感しました。
板門店では、南北会談が行われる会議場を視察しました。物々しい警戒の元、国連軍と北朝鮮軍がにらみ合い、一触即発の緊張感に包まれておりました。
韓国分断の現状を目の当たりにして、改めて平和の大切さを感じるとともに、50年に及ぶ、南北分断の歴史に一日も早く終止符が打たれ統一国家となることを願います。


 ソウルにて、私のもっとも大切な友人の一人であり、また尊敬している金錘文(前韓国大使館韓国文化院院長)とお会いすることが出来ました。金氏は、日本で4年間、韓国の伝統文化を広く日本に伝えるとともに、人と人の絆を最も大切にされ、積極的にかつ粘り強く誠意を持って活動されておられました。私自身も3年前に行いました「新居浜フレンドリーサッカー大会」に於きまして、大変ご多忙にもかかわらず来賓として御来市頂きましたこと、感謝いたしております。
また、日韓共同開催ワールドカップサッカー大会の成功は、お互いの国が協力し、理解することにより、より大きな成果をもたらすことを学びました。そして、大会の成功にも大きく寄与されたものと思います。又人をこよなく愛する金氏は、文化面においても映画を通した両国民の意識改革に多大な影響をもたらされました。昨年韓国では、日本映画の上映が解禁となるなど、その成果は大であります。それらの経験に基づき書籍を出版される予定です。今後、両国の友好交流が実り多きものとなりますようご活躍を期待申し上げます。
今回の韓国視察においては、平和の尊さ・日本と韓国が協力協調することの大切さ・そして南北が統一されることを心から願い望みます。