EUROPEAN CENTRAL BANK  Regina Karoline  SCHUELLR
(欧州中央銀行   シュラー広報課課長) フランクフルト

(現在)ユーロタワー及び新タワーにて1,100人のスタッフと15カ国の代表により運営。公用語は11ヶ国語、共通語は英語。

(歴史)

1952年より
石炭・鉄鉱共同体がスタート
1958年 電力も加わる。
1970年 ヒエールウェルナーにより計画書作成
経済のみでなく、他の分野も協同する理念が生まれる
1979〜1999年 通過統合への3ステップ計画
1)1990 自由に投資が出来?事を決定、実行
2)    政府府間の負債を相殺される。
3)1994 ユーロタワー完成、当タワーにて紙幣の導入に関する研究"ユーロの役割と使命"
1998 総裁が任命され
1999 ユーロ導入
2002.1.1 通貨が流通12カ国 EU 1952〜1972 6カ国
1981    ギリシャ
1986    スペイン、ポルトガル、スウェーデン、フィンランド オーストリア 計15カ国
現在    イギリス(政治的)
       スウェーデン 国民投票とユーロとレートの安定が課題
       デンマーク(政治的)
・スイスは中立のため、EUにも入っていない。

(将来) 東側バルト3国も加入を望んでおり、全て入ればヨーロッパをカバーする共同体となる。

(目的) 貨幣と物価の安定
 EU  ユーロ参加 資格条件 4項目
1)インフレが大きくない。安定した価格が保たれているか。
2)国の予算がしっかりしているか。
3)長期利殖(利息)が低いこと。
4)レート ユーロ安定していること。

フランクフルト欧州中央銀行ビルにて研修中

 現システム
・中央銀行審議会
・重役会議
・準審議会
の上部3組織があり、現加盟12ヶ国+(イギリス、デンマーク、スウェーデン)3国が参加
ヨーロッパ全体の流通の安定の政策を取る。
主に中央審では月2回定期的に利息及び各国の管理監督を行なう。
株式とし株主は各国中央銀行   資本金は50億ユーロ
GDP比で認定され、未加入3国は5%のみの出資とされる。
ヨーロッパ合体の金融政策は、ユーロで決められる。
常に統計の分析を行なう。

(テーマ)  橋     ヨーロッパ文化歴史

(影響)1.ヨーロッパ全体が国と同じ、国内市場  価格の比較が出来る
      2.振込みの手数料がなくなる。
      3.交換の手間と流動、不安定がなくなる(時期)
      4.市場が強力となる。
      5.預金(資産)を多く保有するため、財源が豊かになる。
       各国の比較 流通がスムーズになる。
 
・15カ国の国民性は失うことなく、教育、文化を良くする。 各国の特長は出来るだけ残す。
・ユーロ加盟はEU加盟が原則(自由主義が基本)
・日本の加盟など考えておらず、ヨーロッパ圏の共通通貨をめざす。
  1992年のマーストリッヒ条約(人権、民主主義、自由経済)が基本。日本の経済は最近大変厳しい状況にあると思う。


・金利個々は国で変わり、特に銀行は自由化されておる。
  EU加盟後2〜3年 経済状況条件を満たすか
・加盟ユーロ国が今後経済的悪化があれば成長率等レポートを提出し、いわゆる
 イエローカードを出し要請する。(現在)ポルトガル、イタリア、ドイツにイエローカード。
・フランクフルトに決定された理由(15カ国の首相により決定)*中央に位置し、1〜2h *中世からの金融の中心 *銀行が多い
  助成はせずあくまで当事国の力で改善する。中央銀行が助成することもしない。
・あくまでターゲットを米国、日本におくのでなく(共存の精神)

この通貨統合中央銀行の視察において感じたことは、国を結ぶ橋、長期計画は加盟国の首相が決定、又、長期の議論の末の通貨実施であるが、目的、ビジョンが決定されれば、事務的適地等は共存の精神に従い、議論はあるが決定すべき事は先送りしない合理主義があり、机上の空論より確たる自信とビジョンのもと、あらゆる可能性を考えながらも前進する力強さを感じ、不平、不満でなく実行が優先し、それが実績となり、事を示している様に感じ、他国、他地域を批判することなく、一歩一歩前進する事の大切さを感じた。
何か、身構えた質問を行ったが原理原則の前にもろくも現実の強さを感じた。